いよいよ来週オータムセールが開催されます。オータムセールにも分析の結果当たりが入っているということが確認できたので、買いたい!のですが、財布事情&仕事を休めるかどうかわからないので、個人的な注目馬を上げておきたいと思います。
将来の備忘も兼ねていますので、参考にされる方はいないと思いますが、参考にして外れたと怒らないようにしてください。
その前に一通り写真を見て思ったのですが、ワールドエースの産駒の出来が素晴らしいように思います。キズナとリアルインパクトあたりと比較しても抜けていいです。母系がドイツ牝系という心配はありますが、屈腱炎になる前に見せていたパフォーマンスを考えると、ディープインパクト産駒の後継でも良いかもしれません。同世代で戦っていた相手もゴールドシップ、ジャスタウェイといった名が残る相手と戦っていたことを考えても、もっと評価されてもいいでしょうね。G1勝てるかどうか正直運の要素もありますし、何より皐月賞のきさらぎ賞、皐月賞のパフォーマンスは素晴らしかったですからね。ただ地方で走れるかというと微妙かもしれないですね、ドイツ牝系はダート苦手なので。
なのでまず第一注目馬はワールドエース産駒です。
<オータムセール2018_個人的注目馬>
①ワールドエース×グロリアスバラッド:上場番号21番 藤原牧場生産
上に目立った活躍馬がいないのが気になりますが、母系自体の血統は素晴らしく何より兄弟全員丈夫。そういった牝系にワールドエースは合うような気がします。馬体のバランスは素晴らしいと思いますし。加えてノーザンダンサーのインブリードが生じるのも魅力的です。
兄弟の落札価格を考えると、想定落札価格300万台といったところでしょうか。
②ワールドエース×トパーズトウショウ:上場番号94番 畠山牧場生産
トパーズトウショウは遡るとシスタートウショウがいる良血です。しかもこの馬サンデーサイレンスの3×4を持っています。そして牝系からは日本古来の血統を引き継いでいます。近年有力馬は海外から輸入された牝系で埋め尽くされていますが、そろそろサンデーサイレンスの血の力を借りて日本の在来牝系が目を覚ます頃ではないかと思っています。
この馬本当に素晴らしい出来だと思います。安ければ是非欲しい。
上はアポロキングダム産駒で成績は今一つですが、734万円で落札されているように馬体はよかったんでしょうね。
この馬は予想価格が難しいのですが、兄の落札価格を参考にすると想定落札価格600万台~800万台でしょうか。
③ワールドエース×マイネフォクシー:上場番号386番 山田牧場生産
ナインテイルズの下にあたります。母系がさすがにスピード不足かもしれないとも思いますが、ローエングリン産駒でアイビスサマーダッシュ3着ですから、母系は意外とスピードがあるということでしょう。本当かどうかわからないですが、ディープインパクト産駒とStormcatの相性がいいのは、Stormcatがディープインパクトのスピードを補っているからだという話もあるので、母系はスピードよりの方が安心な気もします。
ただ馬体の出来は素晴らしいですし、近年の兄弟が不振ですが、上はナカヤマフェスタ、サムライハートとどちらかというと鈍足系のサンデー系が配合されているので、ワールドエースに変われば一発あってもおかしくないでしょう。
予想価格は上の馬の落札価格を参考に300万円台といったとこでしょうか。
まずはワールドエース産駒の注目馬でした。欲しい順は②>①>③です。
将来見返す時にワールドエース産駒が総ゴケしていると寂しいので、他の産駒の注目馬も参考に挙げておきます。
④フリオーソ×ヴァニラシャンティ:上場番号228 生産牧場ハシモトファーム
種牡馬としても地方の雄となる可能性が出てきたフリオーソ産駒です。母系にアグネスショコラがいる良血ですが、ちょっとRoberto系統同士の配合が気になりますが、馬体はいいです。
予想価格400万円台といったとこでしょう。
⑤プリサイスエンド×ハロードリーム:上場番号364 生産牧場松本信之
端午S2着のタイセイアベニールの下にあたります。牝系も良く、遡るとスカーレットレディがいる良血です。こういった牝系にプリサイスエンドは会うと思うっていまして、しかも何よりプリサイスエンドは堅実性が非常に高い。
タイセイアルベールの落札価格を参考にすると、この馬の予想価格は400万円台、兄が評価されると500万円台もありえますか。
⑥ヘニーヒューズ×ティンバーランド:上場番号328 生産牧場上水牧場
ヘニーヒューズ産駒が大挙上場していますが、写真だけだと今一つの印象を持ちましたがどうでしょう。その中でこの馬は群を抜いていいです、近親にスマイルジャックがいる血統です。似たようなタイプであるスウェプトオーヴァーボードをつけてそこそこ走っていますし、それよりはヘニーヒューズの方がこの牝系には合うと思います。
落札価格を読むのはちょっと難しいですが、弱気に300万円台と読みました。
⑦ベルシャザール×バゴラグーン:上場番号116 生産牧場 富沢荻沢俊雄牧場
今年初年度産駒がデビューしているベルシャザール産駒です。今のところぱっとしませんが、これからでしょう。牝系にオレンジピールがおり、サンデーサイレンスの3×3となっています。若干インブリードが濃い気がしますが、3×3なら許容範囲内ではないでしょうか。
初年度産駒であり小さい可能性もありますので、弱気に200万円台と読みました。
⑧ルースリンド×インマイラヴ:上場番号227 生産牧場大北牧場
兄弟がみな丈夫で、現役2歳全兄弟のヤマショウブラックが門別のアタックチャレンジを勝利しています。地方で走らせることを考えると、こういった馬がリスク低くしかも堅実に走ってくれそうなので非常に良いと思います。牝系はあまり強くないですが、堅実に走ってくれることを期待するならこの馬はお勧めではないかと思います。しかも馬体も申し分ないと思います。
兄の落札価格を参考にすると、やはり300万円台でしょうか。
<まとめ>
以上写真が掲載されている馬の中から個人的注目馬全8頭を紹介してみました。将来の答え合わせが楽しみです。これでワールドエースが大コケなら、この投稿消します笑
以前同様に個人的注目馬をあげたブリーズアップセール2018はこちら。既に注目馬一番手の馬は全くダメなことがわかっています。。