高知競馬の売上_入場数_決算_賞金推移

今回は飛ぶ鳥を落とす勢いの高知競馬の売上_入場数_決算_賞金推移について記載していきます。

本当に高知競馬が蘇ったことは素晴らしいですね、決算推移を見ていてもぎりぎりのところだったのがよくわかります。もしハルウララがおらずフィーバーが起きていなければ、もう今競馬をやっていないかもしれないぎりぎりの所だっと思います。

では高知競馬の売上_入場数_決算_賞金推移です。

なお普段賞金推移を測る際には、競馬場を代表するようなレースではなくセカンドクラスの重賞を使っているのですが、今回1991年から休みなく続いている重賞が高知優駿しか見当たらなかったため、高知優駿を取り上げています。逆に高知優駿の賞金を見てもらえればいかに危機的な状況であったかがわかると思います。

<高知競馬の売上_入場数_決算_賞金推移>

・開催日数

1991年からほとんど変わっていません。途中、売上が減少傾向の時に開催日数を増やしていますが、安定して100日前後で推移しています。

・売上

まさにV字回復と言えるのが売上です。というよりPATがなく現地でしか買えない時代に、200億円程度を売上ているのはすごいことですね。高知競馬の立地を考えると、現存している地方競馬の中では一番商圏が小さいと思いますが、1991年当時の売上は凄いことです。いかに日本全体に活気があったかということでしょうか。

2008年を底にV字回復を果たし、直近の2017年度売上は驚異の365億円!高知競馬の温暖な気候を生かした通年ナイターが実を結んでいます。そして今の高知競馬を象徴するファイナルレース!近走不振の馬ばかりで実施されるファイナルレースの馬柱を見ると、何を軸に予想していいか全くわからず、途方にくれてしまいます。しかしJRAには絶対に真似ができないこういったレースのアイデアは素晴らしい。加えて近走不振の馬でも賞金を稼ぐチャンスがあるので、馬主にとっても非常にありがたく、ひいては馬にとってもありがたいという、一石三鳥のレースです。二番煎じでいいので、岩手競馬とかやればいいのにと思ってしまいます。

・入場数

入場数は1991年当時37万人であったのが、今現在は7万人弱まで減少しています。よく言われているレジャーの多様化といった中ではやむをえないのでしょう。加えて高知の土地柄を考えると、ナイターによる入場人員数減少もありそうですが。ただこれは競馬場の体制を考えても、もう37万人の入場は望んでいないのではないでしょうか?後は観光資源としてどこまで、といった感じでしょう。私もまだ一度も行ったことがないので、一度行ってみたいと思います。

・決算

ほんとうに苦しい時期を耐えてくれたと思います。2004年から2007年までの赤字は積立金の取り崩しでなんとか乗り切り、2008年からの黒字につなげています。

一番注目したいのが黒字転換を果たした2008年。実は売上が一番少ない年です。既に高知優駿の賞金を見てもわかるようにぎりぎりまで賞金を削っている中で黒字転換を果たした要因は、関係者の方の努力、我慢の結晶だと思います。おそらく諸手当や経費を限界まで削られたのではないでしょうか。

地方競馬が廃止されたことは数多くあれど、復活した例は一度もないだけに、当時の関係者の方の努力があってこその今の高知競馬があるのは間違いないと思います。当時の関係者の方々に敬意を表したいと思います。

・賞金

何より一番苦しい時期に中止された重賞も多く、一年間も休まず実施された重賞は高知優駿くらいしか見当たりませんでした。1991年の200万円からピークであった2000年の300万、そして2005年から2012年までの8年間の27万円。その競馬場のダービーの一着賞金が27万円って正直信じられない水準ですよね。中央競馬の出走手当より安いですし、おそらくどの競馬場よりも安く設定されていたのではないでしょうか。

ただ苦難の時期を乗り越え、2017年委は遂に賞金が500万円と過去最高にまで増額されています。ほんとうに苦難の時を知っておられる調教師、厩務員、馬主の方々に勝って頂きたいと心底思います。

 

高知競馬の歴史を振り返ると、苦しい時を乗り越えたのだから今があると思います。唯一の欠点は高知競馬の二走目の賞金が半額になる点だけです。それも当時を振り返るとやむをえなかったんでしょうが、売上が復活した今なら撤廃してほしいと思います。

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1 個のコメント

  • とても分かりやすいデータありがとうございます。
    高知競馬に10年ぶりに行ってみましたが、昨今のV字回復のおかげで?トイレや設備の整備にお金をかける事が出来てるみたいでキレイになってました。
    スタンドは閑散としていますが、若い人もちらほらいて、家族で半日楽しめる環境です。

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