大井競馬の売上、決算・入場人員数、賞金推移

最近の地方競馬は、1日あたりの売上過去最高を記録等、景気の良いニュースが飛びかっています。ニュースを見るたびに過去のオグリキャップ等がいた時のピークと比較してどの程度の売上なのかがずっと気になっていたので、まずは大井競馬の売上推移を調べてみました。今回は幸い良いソースがあったので、1999年から2017年の推移を調べることができました。

ソースは全て特別区協議会発行「区政会館だより」各年度8月号本紙の数値を利用しています。

まず1999年からの売上推移をまとめた表が下記です。

2011年3月期を底として回復してきてはいるものの、ピークである1992年と比較すると売上は60%程度しかありません。それよりも意外だったのが入場人員数はこんなに年々減っているんですか。確かに最近の大井競馬場は空いていて居心地良いので、キャパシティと比較すると丁度いいんですが、競馬人気が下がっていることを痛感します。年々在宅売上比率が上昇してきているのが時代の流れなんでしょうか。スポーツは現地観戦の良さがあると思ってるんですが、そうした競馬好きが減っているのかもしれません。

では次に決算の状況を見ていきます。

収入は色々と含まれるので売得金と一致はしませんが概ね比例します。細かい決算書の内容が区政会館だよりには記載されていなかったため詳細が不明で謎なのが、純収入(一般の会社でいう純利益)です。なぜか2000/3期よりもいいんです。特に直近の2014年3月期からの純収入の金額は凄いです、年間40億円超ですか。区に対して1億円配当するとニュースになっていましたが、この決算なら配当するでしょうね。もう少し詳しい決算書が掲載されていればいいんですが、自分が調べた限りではオープンになっていませんでした。年々在宅比率もあがっているので、純収入は減りそうなんですけどね。

最後に賞金推移を見ていきます。本当は賞金総額の推移を見たかったんですが、情報がなかったためソースはnankankeiba.comを利用しています。

羽田杯を選んだのは過去から絶対にあるS1で、かつ東京ダービーのように象徴的なレースではないため、そういった意味で高額賞金レースの象徴になるかと思い採用してみました。C1を選んだのは特別ではなく、完全な平場比較がしやすかったためです。

こうやってみると、そろそろ羽田杯の賞金が上がってもいい時期に来てるように思えます、が、自分が保有する馬が羽田杯に出ることは当分ないと思うので、まだいいです。逆にC1は相当賞金を上げてきています。2019年3月期から本賞金を下げて大井の所属馬のみに支払う付加奨励金を用意したことにより、大井所属馬であれば過去の賞金水準に匹敵する賞金になりました。ただ昔はC1でも選抜クラスとして賞金が高いレースが多く実態としてはまだ差があるかもしれません。出走手当もここ3年で一気に4万5千円上げてきているので、これは出走頭数を増やしたいという主催者の意思表示なんでしょう。確かに日本の生産頭数が減っているため、出走頭数は減っているでしょうから。

こうやって見てくると、賞金水準的にはもはや文句をいう水準ではなくなってきているのかもしれません。昔の馬主は凄いですね、この賞金水準で相当高い馬を地方に入れていたんですから。

ここまで長年のデータをとるのは難しいかもしれませんが、他の競馬場についても可能な限りまとめていきたいと思います。

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