サラブレッドオークションの落札価格が当時により上がっているため、
このデータが役にたつかどうかはわかりませんが、2014年に落札された150頭の
落札価格帯別のその後を見てみたいと思います。
価格帯を100万未満、100万以上200万未満、200万以上300万未満、300万以上の
4つの価格帯に分けてみた場合、以下のような結果になりました。
①100万未満価格帯
落札馬92頭→獲得利益(獲得賞金ー購買価格)が100万超の馬19頭
②100万以上200万未満
落札馬44頭→獲得利益(獲得賞金ー購買価格)が100万超の馬12頭
③200万以上300万未満
落札馬8頭→獲得利益(獲得賞金ー購買価格)が100万超の馬2頭
④300万以上の馬
落札馬6頭→獲得利益(獲得賞金ー購買価格)が100万超の馬0頭
なんと最高値クラスは利益が100万超の馬はゼロとなりました。
単純にサンプルが少なすぎるのかもしれません。
購買価格+100万だと最低でも400万になってしまい、南関もしくは各地の最上級クラスにならないと難しいですかね。
それに対し100万未満はおおむね20%、200万未満は概ね30%程度がそれぞれ利益100万円を超えています。
ただ100万未満が92頭もいますが、最近のサラブレッドオークションは価格上がっていますので、
100万未満での落札は難しいです。200万未満ならまだまだいます。
狙うなら200万未満ということでしょうね。予算的にも限界なのでこの結果は助かります(笑)
②の母集団稼ぎ頭はトゥルーモーションです。
JRAで3歳未勝利に終わった後、浦和に転入し最近は高知で走っているようです。
総獲得賞金は約680万円、獲得利益は500万円程度、南関で3勝を上げているのは立派です。
③の母集団稼ぎ頭はアスキーコードです。
JRAで3歳未勝利に終わった後、川崎に転入し最近は浦和で走っているようです。
総獲得賞金は約600万円、獲得利益は400万円程度です。南関で5勝を上げています。
地方競馬でも上級クラスの馬は手強いということだと思います。