サマーセール落札馬の獲得賞金_2003年_2014年

今回は落札頭数が一番多い市場であるサマーセール落札馬の獲得賞金分析を実施していきます。

最初に強調しておくとサマーセールは素晴らしい市場です。

サマーセールには何回か出席したことがあるのですが、私が行くと必ずといっていいほど雨が降るんです。8月といえど雨が降ると若干肌寒かった覚えがあります。その時落札しておけばよかったです、、

後悔先に立たず、未来を見据えるだけなので、来るべき時に向けて分析していきます。

2003年から2014年(現在の5歳馬まで)の落札馬の獲得賞金を分析していきます。詳細な前提条件はオータムセール分析に記載してありますので、そちらを確認ください。なおデータは個人的に集めたデータですので、正確性については保証しません。では紹介していきます。

<サマーセール落札馬の獲得賞金>

賞金>コスト 獲得賞金2,000万超
性別 × 割合 × 割合 総計
2003年 118 23 16% 122 19 13% 141
50 10 17% 53 7 12% 60
2004年 132 27 17% 137 22 14% 159
55 9 14% 59 5 8% 64
2005年 130 27 17% 136 21 13% 157
66 7 10% 68 5 7% 73
2006年 154 36 19% 157 33 17% 190
83 10 11% 86 7 8% 93
2007年 147 41 22% 157 31 16% 188
89 10 10% 92 7 7% 99
2008年 152 43 22% 164 31 16% 195
73 18 20% 78 13 14% 91
2009年 178 41 19% 192 27 12% 219
90 12 12% 96 6 6% 102
2010年 194 57 23% 209 42 17% 251
109 28 20% 119 18 13% 137
2011年 212 63 23% 229 46 17% 275
138 21 13% 146 13 8% 159
2012年 234 47 17% 254 27 10% 281
143 36 20% 156 23 13% 179
2013年 242 73 23% 268 47 15% 315
178 36 17% 192 22 10% 214
2014年 305 59 16% 316 48 13% 364
196 20 9% 205 11 5% 216

この落札価格と獲得賞金比較で上回っている割合は素晴らしい結果です。

過去の総平均では僅差ではあるものの、セレクトセール、セレクションセール、オータムセールを抑え全ての市場でトップです。

獲得賞金2,000万超の割合はセレクトセール、セレクションセールに劣るもののセレクションセールとはいい勝負をしています。

落札価格と馬の価格のバランスがよく取れている市場だということですね。

サマーセールの初日は一部の馬をJRAが落札しているので、そのバイアスがかかっている可能性もありますが。しかも頭数が多く、事前の下見が重要と言われても、見るにも限度があるという欠点もあるとは思います。

そういった欠点を差し引いても、上場頭数も多く当たりが必ず入っている安心感もあるので、初めて参加するには最高の市場です。

あと全ての市場で牝馬の獲得賞金が低いことに疑問を持っていたのですが、当然といえば当然ですね。牝馬は繁殖牝馬としての価値も加味されて落札されているでしょうから、牝馬の方が回収率低い方が自然なんでしょう。零細馬主にとっては牝馬よりも牡馬の方が、、とどうしても思ってしまいます。

では最後に落札価格帯別の2,000万超獲得賞金割合を見て終わりにします。

落札価格帯 獲得賞金2,000万以下 獲得賞金2,000万超 割合 総計
2003年 1000万未満 152 23 13% 175
3000万未満 23 3 12% 26
2004年 1000万未満 177 21 11% 198
3000万未満 19 6 24% 25
2005年 1000万未満 183 20 10% 203
3000万未満 21 6 22% 27
2006年 1000万未満 229 31 12% 260
3000万未満 14 9 39% 23
2007年 1000万未満 236 32 12% 268
3000万未満 13 6 32% 19
2008年 1000万未満 228 44 16% 272
3000万未満 14 0% 14
2009年 1000万未満 269 33 11% 302
3000万未満 19 0% 19
2010年 1000万未満 313 56 15% 369
3000万未満 15 4 21% 19
2011年 1000万未満 364 57 14% 421
3000万未満 11 2 15% 13
2012年 1000万未満 383 43 10% 426
3000万未満 27 7 21% 34
2013年 1000万未満 442 65 13% 507
3000万未満 18 4 18% 22
2014年 1000万未満 493 50 9% 543
3000万未満 28 9 24% 37

ここでも高額落札価格帯の馬が好成績の結果となりました。皆さま素晴らしいです。

この割合を見てもらうとわかるのですが、サマーセールは安いですね。落札価格1,000万未満の馬の割合が90%超です。それくらいじゃないと参加できないので、ありがたいことですが。

ただ近年は落札価格が上昇しているので、この価格帯で買えることはないかもしれませんが、参考になると思うので是非活用ください。