サラブレッドオークション分析 JRA勝馬か未勝利馬か

地方馬主が最も安く馬を買う場合、サラブレッドオークションで馬を買うことになると思います。

サラブレッドオークションのメリットは

1.既走馬が多いため能力を見極めやすい。(少なくとも新馬より)

2.賞金を持っている場合、好きな地方競馬場に入厩させられる。

3.育成期間なく直ぐにでも出走させられる。

4.何より購入価格が非常に安い。

があげられると思います。

ただサラブレッドオークションのその後をおった情報が全くなく、どの馬を買えばいいのかさっぱりわからないため、自作してみました。

2014年に落札された150頭のその後です。

自作、かつ獲得賞金は2015年~2016年で算出したため一部正確ではないかもしれませんがご容赦ください。

では行ってみましょう。

 

①落札価格を獲得賞金が超えた馬

150頭中何頭だと思いますか?半分以下の68頭です。150頭中82頭は獲得賞金を超えていません。

 

②落札価格を獲得賞金が100万超上回った馬

100万プラスならランニングを加味したとしても概ねプラスではないかと思います。

もちろん落札価格にもよりますし、出走回数にもよると思いますが。

68頭中何頭だと思いますか?ここからさらに半分の33頭です。

 

③未勝利馬orJRA勝馬どちらがよいか

JRA勝馬でオークションにかけられた馬は全部で29頭。そのうち落札価格を獲得賞金が100万超上回った馬は10頭

ですので割合にして約30%。

他方で未勝利でオークションにかけられた馬は全部で121頭。そのうち落札価格を獲得賞金が100万超上回った馬は23頭

割合にして約20%です。

かたく稼いでくれる馬はJRA勝馬でしょうか。

 

④平均獲得賞金は未勝利馬とJRA勝馬を比較するとどちらが良いか。

単純に率ではJRA勝馬が上回っていましたが、平均をとるとどうでしょうか?

JRA勝馬平均:獲得賞金ー落札価格=1,360千円

未勝利馬平均:獲得賞金ー落札価格=300千円

ともにプラスとなりました。平均では一頭が引っ張るとプラスになってしまうため、中央値で見比べてみるとどうでしょうか。

JRA勝馬中央値:獲得賞金ー落札価格=214千円

未勝利馬中央値:獲得賞金ー落札価格=△153千円

平均でも中央値でもJRA勝馬優位ですね

 

⑤それぞれ最も稼いだ馬はどのような馬か

JRA勝馬で最も稼いだ馬は、、、、マイネルコンキスタです!

マイネルコンキスタは500万以下で二桁着順を繰り返しサラブレッドオークションに出品。

しかし名古屋に転出後13戦8勝の好成績を引っさげ、南関の大井に移籍、そこそこ稼いだ後園田に転籍し今なお現役です。

500万以下で二桁着順を繰り返していた馬が大井、園田のAクラスで勝ち負けするんですから、名古屋の勝利で馬が自信を取り戻したのでしょうか?

集計した時よりも更に獲得賞金を伸ばし、すでに地方競馬の獲得賞金は1,400万円オーバーです。

落札価格が75万円ですから、相当お安く買えてますね。

 

では未勝利で最も稼いだ馬は、、、、イトハユリです!

ただこの馬は若干経歴が変わっていまして、JRA未勝利後、川崎に転厩。川崎で12戦3勝の成績をあげ再度JRAに転厩。

JRAで勝利を上げたことにより、一気に獲得賞金を上げています。

獲得賞金は約13,000千円。落札価格が966千円ですから、12,000千円超のプラスの利益を獲得しています。

今の環境だと966千円では落札できないですね、多分。

最近サラブレッドオークションの落札価格が上がってますから。

 

このような感じでサラブレッドオークションのその後のデータを色々と公開していきたいと思います。